積み立てNISA・投資信託

積み立てNISAでオールカントリーを選ばなかった理由

積み立てNISAでオールカントリーを選ばなかった理由

 

どうも、ハチです。

今回は僕が積み立てNISAでオールカントリーを選ばなかった理由を3つ紹介します。

・これから積み立てNISAを始めようと思ってる

・オールカントリーに投資してるけど、ポートフォリオの変更を考えている

こんな方は参考にして下さい。

 

なお、YouTubeでも解説をしてます↓

現在の僕の積み立てNISAのポートフォリオ

現在、僕は満額で積み立てNISAをやっていますが、比率はこんな感じです↓

積み立てNISAのポートフォリオ

(ニッセイ外国株式インデックスファンドは、日本以外の先進国に投資します)

オールカントリーを選ばなかった理由1:中国株

eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)は、↑のように全世界の株式に投資をします。

そして、目論見書を見てみると↓のように地域比率が記載されてます

 

現在は4.1%が中国株という比率。

で、これは人によって大小の印象は違うと思いますが、僕にとっては大きな数字なんですよね。

 

そもそも僕は中国経済を信用していません。

理由を挙げればキリがないですが、たとえばこんな理由↓

・中国では会社オーナーになれない

・会社が成長しても共産党に逆らえない(例:アリババ)

・共産主義・独裁政治の経済成長の限界

・中国の出す統計/経済データには整合性がつかないのも多い

・etc…

 

こういった考えから、わずか4%とはいえ、僕は中国に投資する気には現状ではなれません。

オールカントリーを選ばなかった理由2:日本株

また、eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)では、現在6.2%が日本株という比率です。

 

ただ、国際通貨基金のサイトを見てもらえば分かりますが、日本の経済成長率はやはり高くありません。

↓は実質GDPの成長率です

 

僕は日本人なので日本の将来性には期待したいですが、現実目線でみれば急成長は難しいかと。

また、僕自身が日本に住んで日本で収入を得ていますし、個別株は日本株を対象としているので、リスクを分散するなら「日本以外に投資する」のも大事だと思いました。

 

会社員が自分の会社の株を買っても、会社が倒産したら株は紙屑になるのと一緒ですね。

これだとリスクヘッジにはなりません。結局は収入と資産の源泉が一緒なので。

 

こういった考えから、僕は日本株の比率が6%もあるのは、個人的には微妙だと思ってます

オールカントリーを選ばなかった理由3:分散度合い

ここまでの2つの理由を見て、 「景気によって比率は調整されるから、問題ない」と思う方もいるかもです。

 

ただ、そもそもインデックス投資というだけで、十分に分散がされています。

(つまり、個別株に比べて、リスクも下がるし、利益の見込みも下がる)

 

試しに、それぞれの3年でのトータルリターンを見てみると、こちら↓

 

 

 

これらの数字を見れば、分散が小さい順にリターンが大きくなってるのが分かります(アメリカ>日本以外の先進国>全世界)

S&P500一択にしなかった理由

では、なぜ一番リターンが大きい「S&P500に満額」という選択をしなかったのか?

僕は↓のように、 外国株式:S&P500=2:1 という感じの比率にしてます。

積み立てNISAのポートフォリオ

 

これは、「いくらアメリカと言えど、アメリカだけに集中させるのは怖いな」と思ったからです。

20年後もアメリカがブイブイ言わしてるかは僕には分からないので、少しリスクをさげるために、外国株式の比率を上げました。

まとめ

冒頭でも書いたように、今回の内容は、あくまで僕の個人的見解です。

もちろんオールカントリーも利益は出ていますし、例えば年齢によってもリスクを上げても良いor下げたいは変わると思いますしね。

30歳ならガンガン攻めて良いし、60歳ならちょっとリスクを下げたい方も多いはず。

 

なので、あくまで僕自身の年齢や状況を考えて、「オールカントリーほどリスクを下げる必要はないかな」と考えてるだけです

ご自身の望む投資スタイルで、比率は決めていきましょう!

 

ではでは。